・はじめに
杖だと使いにくいけど、歩行器はちょっと大きくて使いにくいなあ。。
そんな経験ありませんか?
今回は杖と歩行器の中間の歩行補助具を紹介します。
その名もRATEK(ラテク)!
どんな商品か紹介します!
・RATEK(ラテク)ってなに?
旭工業株式会社さんが作成しているもので、歩行補助具の1つです。
公式ホームページから一部抜粋します。
ラテクはタイヤを転がして手すりにつかまっている感覚で歩ける歩行サポートツールです。
高さも調整できるため、身長に合った高さに調整して使用します。
この歩行補助具の特徴は、杖のように1歩ずつ前に進めたり、歩行器のように両手が塞がったりしないことです。
まさに杖と歩行器の良いとこ取りといったところでしょうか。
・ラテクの詳細
ラテクの特徴は4つあります。
1.前輪が【ハの字】になっていること
前輪が2つ、後輪が1つから構成されているのですが、特徴なのが前輪の2つが【ハの字】をしていることです。
これにより側方に倒れにくく、スムーズに安定して転がして歩くことができます。
2.自立するため手をフリーにできる
杖と違い、手を離しても倒れないため置き場所に困ることがありません。
また、歩行器よりも幅を取らないので邪魔になりにくいのもポイントです。
3.体重をかけるとブレーキがかかる
後輪部分には抑えつけるとブレーキがかかる機能があり、簡単にブレーキが効くため使いやすい設計になっています。
4.高さを調整できるため誰でも適応
高さ調整があるため身長に合わせて長さを簡単に変更できます。
また、色も4種類あり落ち着いた色から柄物まで揃えています。
【寸 法】 幅 17×長さ 43×高さ 80~90cm(伸縮調整可能)
【重 量】 1.3kg
・ここが便利
杖の場合は1歩ずつ前に出す手間があるのと、自立しないため外出先などで置き場所に困ることがあります。
また、歩行器の場合では両手で支えて安定する一方で幅を取ってしまったり、電車や車の乗り降りでやや不便な点もあります。
ラテクに関しては、片手操作で歩くことができ、さらには持ち運びしやすくコンパクトなのが便利ですね。
いわば、手すりを使って歩いている時の感覚に近いのかもしれません。
・デメリット、注意点
次に注意点を説明します。
内容は公式ホームページを参考にしております。
こちらの歩行補助具は、基本的には補助具(杖や歩行器)がなくても自立して歩行ができる方が対象になります。
理由は、過度に体重をかけたり支えにしようとすると転倒のリスクがあるからです。
また、体重が100kg以上ある方は対象外となりますのでご注意下さい。
あくまで「使うと普通に歩くより楽に歩ける」ことがコンセプトの補助具になりますので、支えがないと歩けない状態の方には向いていません。
・最後に
今回は新しい歩行補助具のラテクを紹介しました。
杖よりスムーズに使えて歩行器より手軽な道具としてとても良い商品だと思いましたので、ぜひ気になる方はチェックしてみて下さい(^^)
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