運動はなぜ大事?健康寿命を延ばす方法(活動報告)

介護予防教室

活動報告

今回は名古屋市名東区の老人会「なごやか名東」さんにお邪魔して講義と運動指導をさせて頂きました!

当日は感染対策をしてみなさんで勉強をして、実際に体を動かして運動を行いました。

今回の内容は「健康を維持するために必要な知識と運動」と題して、筋肉を鍛えることや栄養、健康寿命を延ばすために必要なことなどをお伝えしました。

なぜ運動が必要なのか?

運動は強度は様々ですが、少なからず筋肉を使う活動を伴います。

筋肉にはこの関節を動かすための「骨格筋」、心臓を動かす「心筋」、内臓や血管の働きに関係する「平滑筋」があります。

この中で、自分の意識下でコントロールできるのは「骨格筋」だけになります。

この骨格筋は無酸素運動有酸素運動で鍛えることができます。

無酸素運動と有酸素運動の異なる点は、有酸素運動は骨格筋を鍛えるだけでなく、呼吸器循環系に影響を与えることで血圧や心配機能の改善にも効果があるところです。

要は筋肉を強くすることはもちろん、有酸素運動も取り入れながら呼吸器循環器も強くすることで、より自身の足で歩き続けることができるのです。

こんな効果的なことも

運動は筋肉や循環器系にも影響することをお伝えしてきましたが、それ以外にも様々な効果があります。

その中でもこちらの効果についてお話させて頂きました。

やはり参加されたみなさんは認知症の心配をされる方が多く、できることなら予防したい方が多いのが現状です。

運動習慣があると認知機能が低下するのを防ぐことにも繋がることをお伝えしたら、とても関心を持って頂きました。

認知機能が低下しているかどうかは自分ではなかなか気づきにくい部分です。

他人から言われて知ることになっても、知る頃にはかなり進行して自身でも認めたくない状態になっている方も多いのが現状です。

実際の運動風景

後半では椅子に座ってできるストレッチと、簡単なトレーニング、下肢筋力測定(CS-30テスト)を行い、全身を動かして自身の体の現状を知ってもらいました。

まずは自身の体がどれくらい動くのか、また左右差はあるのか、などを理解するところから始めないと、運動の必要性を感じることができません。

目的があるから手段があるように、ただやみくもに運動をしようとしても、目的がなければなかなか続かないのが人間です。

少しでも運動を考えるキッカケになれば幸いです。

最後に

今回は老人会にて運動教室をさせて頂きました。

テレビや雑誌だけで手に入る情報がすべて間違ってるとは思いませんが、1度は「ほんとうかな?」という視点を持つのも時に必要だと思います。

困ったことや疑問に思うことがあれば、何でも自分らに聞いて頂ければ答えられる範囲で答えます。

また、次回は5月12日に「膝のリハビリと予防」についてお話と、実際のトレーニングをお伝えする予定です。

次回もお楽しみに!

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